Das Schloss

Das Schloss
Das Schloss
著者:Franz Kafka
発表年:1926
オススメ度:
読了日:2018.03.04

あらすじ

城に雇われたはずの、測量士、K.。
はるばるやって来て、これから早速仕事にとりかかろうとするが・・・

私の感想、レビュー

感想は、一言、「とにかく、つまらない」です笑

途中までは、ちゃんと、辞書を引きながら読んでいたのですが、半分くらいいったところで、つまらな過ぎて、また、延々とこれが続くのかと思うとイヤになり、話の内容に興味を無くしてしまって、後半は、辞書を引かずに、読み飛ばしてしまいました苦笑

ただ、ドイツ語は、今まで勉強してきた甲斐あって、知らない単語は、1ページに10単語くらいに減り、前半、辞書を引きながら丁寧に読んでいたときは、かなり理解できました!

このサイトでも、何度も書いていますが、やっぱり、上達の実感があると嬉しいですね。

しかし、内容は退屈そのもので、村人たちの排他的な態度に、イライラさせられて、主人公、K.が、延々とたらい回しにされる様子に、読んでいて、うんざりしてしまいました。

が!笑

途中で、「それこそが、カフカの狙いなのではないか?」とも思いました。

この小説は、決して、楽しむためのものでは無く、主人公が味わわされる、イライラやうんざり感を、読者も一緒に体験していく、そんな作品なのではないか?と感じました。

もしそうだとすると、カフカの力量不足でつまらないどころか、カフカの術中に、まんまと嵌められていたということになりますね。

ただ、とにかく長いので、これが短編だったら、もっと面白かったのではないか、といった感じです。

と思っていたら、カフカの長編はどれも未完で、カフカはこの作品を友人に燃やしてくれと頼んでいたそうで、友人はそれを裏切り、カフカの死後に勝手に発表したということで、なんだか、なるほど、と頷けました。

トーマス・マンの「魔の山」は、自分の実力不足で楽しめないだけで、分かったら面白いだろうなあ、と思いましたが、この作品は、分かっても、たぶん面白くないと思います。

ただ、絶賛されている方もいらっしゃるので、この作品の良さを分からないのは、私の色々な実力不足なのかもしれません。(その可能性も大いにあり笑)