Der Steppenwolf

Der Steppenwolf Steppenwolf (Penguin Essentials) 荒野のおおかみ (新潮文庫)
Der Steppenwolf
Steppenwolf
荒野のおおかみ
左から、ドイツ語、英語訳、日本語訳
著者:Hermann Hesse
発表年:1927
オススメ度:★★★★★
読了日:2017.02.21

あらすじ

自分を「荒野のおおかみ」と呼ぶ、中年のアウトサイダー、Harry Haller。
彼は、ひょんなことから、Hermineという女性と出会い、彼女から、ダンスを習い、仮面舞踏会に参加ることになるが・・・

私の感想、レビュー

ヘルマン・ヘッセの代表作「荒野のおおかみ」。
これは、私の大好きな作品で、日本語で3回、英語で2回、そしてこの度初めて、原書のドイツ語で読みました。

相変わらず、何度読んでも飽きない最高の作品で、評価は、文句なしの星5点満点です!

メディアと癒着して、経済至上主義の洗脳を仕掛け、都合の悪い人間にはレッテルを貼り、同調圧力を利用して民衆をマインドコントロールし、戦争という金儲けをする支配層。

1927年発表の本作で、ヘッセが警鐘を鳴らしたことは、2017年現在の今でも、当てはまると思います。

また、次の文章が印象的でした。

Nun, aller höhere Humor fängt damit an, daß man die eigene Person nicht mehr ernst nimmt.

ちなみに、これが、私にとって4冊目のドイツ語のペーパーバックですが、最近、かなり読むスピードが速くなり、理解できる文章も増えて、とってもうれしいです!!

といっても、まだまだ、1ページに何十個も知らない単語が出てきて、辞書を引きながらでも、分からないことが多々あるのですが笑、確実に上達の実感があるので、この調子で、ドイツ語文学を楽しんでいきたいと思います!