Unterm Rad

Unterm Rad 車輪の下 (新潮文庫)
Unterm Rad
車輪の下
左から、ドイツ語、日本語訳
著者:Hermann Hesse
発表年:1906
オススメ度:★★★★★
読了日:2016.12.10、2017.12.03

あらすじ

ハンス・ギーベンラートは、町で随一の成績を誇る優秀な少年。
将来、役人になる事を期待され、その登竜門である神学校への受験勉強にいそしむ。
しかし、周りの期待が、彼に重くのしかかり・・・

私の感想、レビュー

(一回目読了時、2016.12.10)

ヘルマン・ヘッセの代表作「車輪の下」。
私は、既に、日本語で2回読んでいたのですが、この度、初めて、原書で読みました。

これは、何度読んでも飽きない、私の大好きな作品で、評価は、文句なしの星5点満点です!

内容もさることながら、特に、釣りのシーンは、風景描写が本当に綺麗で、読んでいると、その情景が目の前に広がってくるようです。

また、釈迦(本名ゴータマ・シッダールタ)をモデルに描いた、Siddharthaも、ヘッセの作品ですが、本当に、仏教から学ぶことは多いなあという感じがします。

先に「車輪の下」を読んで、そのあと「シッダールタ」や、ひろさちやさんの著作などを読むと、色々な気づきが得られると思います。

ちなみに、私は、ドイツ語のペーパーバックはこれで3冊目なので、知ってる単語、理解できる文章が、かなり増え、大分、読めるようになってきました!

といっても、1ページに何十個も知らない単語が出てくるので、まだまだ、辞書を引きながらで、それでも、分からない文章だらけといった感じなのですが笑

それでも、1冊目の時と比べると、確実に実力アップしています!

上達の実感があるとうれしいですね♪

この調子で、魅力的な作品が多いドイツ語文学を、思う存分楽しんでいきたいと思います!

私の感想、レビュー

(二回目読了時、2017.12.03)

約一年前に読み終えた、ヘッセの「車輪の下」、この作品は、私は、毎年、秋から冬にかけて読みたくなる作品で、今年も、また読みました。

「1ページに何十個も知らない単語が出てくるので、まだまだ、辞書を引きながらで、それでも、分からない文章だらけといった感じなのですが笑」

上の前回読んだ時のレビューには、このように書いていますが、今回は、覚えてない単語は、1ページに10個前後になり、分からない文章もかなり減って、前回よりも、遥かに理解できて楽しめました!

やっぱり、上達の実感があると、本当に嬉しいですね♪

もちろん、今も、辞書を引きながらで、しかも、まだまだですが、知らない単語がしばらく出てこない所などは、ドイツ語の文章をスラスラと読み進めることができて、かなり気持ちが良かったです!

Ein Schulmeister hat lieber einige Esel als ein Genie in seiner Klasse

ハンスのように、価値観を押し付けられ、やりたくないことをやらされ、支配層にとって都合の良い、社会の奴隷になることを強要され、どれほど多くの人が苦しんでいるだろうと思うと、怒りが湧いてくる話でもありますが笑、ちょうど今の季節に読むにはピッタリの、本当に風景描写の綺麗な作品でもあり、何度読んでも飽きません♪