疑問文

ドイツ語の原則は、「文の要素の2番目に定動詞が来る」というものですが、例外もあります。
その一つが、文のパターンでも書きました、「定形倒置」と呼ばれるパターンです。
そして、ドイツ語の疑問文は、この「定形倒置」によって作ります。

決定疑問文

 Existieren Geister?
 Do ghosts exist?

このように「Ja / Nien(はい、いいえ)」で答えられる疑問文のことを、決定疑問文と言います。
この場合、動詞は文の先頭に来ます。

補足疑問文

 Warum ist der Himmel blau?
 Why is the sky blue?

「はい、いいえ」で答えられない「Open Question(開いた質問)」は補足疑問文と言います。
この場合、疑問代名詞や疑問副詞が文の先頭に来て、動詞は2番目に来ます。
決定疑問文の先頭に、疑問代名詞や疑問副詞を足したバージョンと考えればいいと思います。

否定疑問文

 Bist du nicht glücklich?
 Aren't you happy?

 Yes, I am happy.
 Si, je suis heureux.
 Doch, ich bin glücklich.

 No, I'm not happy.
 Nein, ich bin nicht glücklich.

否定疑問文の場合、返事が日本語の「はい」「いいえ」と逆になるのは、英語と同じです。

ただ、否定疑問文に対して、肯定文で返す時は、「ja」ではなく「doch」を使います。
これは、フランス語でも、「oui」ではなく「si」になるのと同じです。

フランス語と比較した方が分かりやすいと思ったので、上の2番目の例文は、仏文も真ん中に載せました。

動詞が2つ以上ある時

 Hast du gefurzt?
 Did you fart?

 Kann ich kommen?
 Can I come?

 Kommst du mit?
 Do you come along?

現在完了の時は、過去分詞を文末に残して、「habe」または「sein」を、主語と入れ替え、
「助動詞 + 不定詞」の時は、助動詞を、主語と入れ替え、
分離動詞の時は、前綴りを文末に残して、前綴りを外した形を、主語と入れ替えます。

基本的には、文の要素の2番目に来る動詞と、主語を入れ替えるだけです。

最後に

英語のように、主語に合わせて「do」「does」「did」などを頭に付けなくて言いので、ドイツ語の方が疑問文は簡単かもしれません。