受動態「bekommen」

通常、受動文の主語は、能動文の4格目的語です。
英語ではOKですが、ドイツ語では、3格目的語は、普通の受動文の主語になることは出来ません。
そこで、ドイツ語では、「bekommen受動」という文を使います。

bekommen受動

 Sie schenkt ihm eine CD.
 She gives him a CD.

 Er bekommt von ihr eine CD geschenkt.
 He is given a CD by her.

 Er hat von ihr eine CD geschenkt bekommen.
 He was given a CD by her.

最初の例文は「3格目的語に(ihm「彼に」)、4格目的語を(eine CD「CD、ドイツ語では、ツェーデーと発音します」)、〜する(schenken「与える」)」という能動文です。

2番目の例文は、3格目的語、つまり「彼」を主語にした受動文で、「bekommen」という動詞を使っています。

使い方は、「bekommen + 4格目的語 + 過去分詞」で、「4格目的語、をもらう」という意味になります。
動作主は「von + 3格」という形になります。

3番目の例文は、2番目の例文の現在完了形バージョンで、この場合、「bekommen」の過去分詞「bekommen」が、文の最後に来ます。

最後に

以上、「bekommen受動」の基礎です。
ちょっとややこしいですが、何度も触れているうちに、自然に慣れてくると思います。