使役動詞と知覚動詞

「let + 目的語 + 不定詞(目的語に〜させる)」
「see + 目的語 + 不定詞(目的語が〜するのを見る)」

英語で、使役動詞や知覚動詞と呼ばれる、こういったいう動詞は、ドイツ語にもあります。

使役動詞

 Er lässt uns lachen.
 He makes us laugh.

 Er hat uns lachen lassen.
 He made us laugh.

「lassen」という動詞は「lassen + 4格目的語 + 不定詞」で、「4格目的語に〜させる」と言った意味になります。

このように、「目的語に〜させる」という意味になる動詞のことを、使役動詞と呼びます。

2番目の例文のように、使役動詞の現在完了は、「haben」が文の要素の2番目に来て、過去分詞は文末に回ります。

また、過去分詞の代わりに、不定詞が使われることも多いです。
この例でも、「gelassen」ではなく「lassen」になっていることが分かると思います。

lassen
直説法現在形
ich lasse wir lassen
du lässt ihr lasst
er/sie/es lässt sie/Sie lassen

知覚動詞

 Ich habe ihn weinen gehört.
 I heard him crying.

「hören」という動詞は「hören + 4格目的語 + 不定詞」で「4格目的語が〜するのを聞く」という意味になります。

このように、「目的語が〜するのを、聞く、見る、感じる」という意味になる動詞のことを、知覚動詞と呼びます。

この例では、現在完了形になって、使役動詞の過去分詞「gehört」が文末に来ています。
また、不定詞の後に目的語や修飾語などが続く場合は、このように、使役動詞の目的語と不定詞の間に来ます。

hören
直説法現在形
ich höre wir hören
du hörst ihr hört
er/sie/es hört sie/Sie hören

最後に

他にも「sehen(見る)」「fühlen(感じる)」 「helfen(助ける)」などがありますが、使い方は一緒です。