中級 ドイツ語のしくみ

中級ドイツ語のしくみ

概要

その名の通り、ドイツ語の中級文法が学べる参考書です。

長所

前作の「ドイツ語のしくみ」と同様、読み物として面白い!というのが、一番の長所だと思います。

前作よりも、高度な内容を扱っているので、前作よりかは、読みにくく感じるかもしれませんが、それでも、無味乾燥な文法書よりも、遥かに読みやすく、中級レベルのドイツ語文法を学ぶことができます。

また、文法のまとめというよりかは、ドイツ語文法は「なぜそうなるのか」という、タイトル通り、「しくみ」を解説してくれているので、「なるほど!」「そういうことなのか!」という感じで、スッと頭に入ってきます。

巻末には、動詞の活用や、名詞の格変化、冠詞や形容詞の格変化が、表にまとめられていて、便利です。

短所

前作同様、あくまで私の個人的な意見ですが、ほとんど短所が見当たりません!笑

強いて言えば、ゲーテの「若きウェルテルの悩み」の結末が書かれているので、ネタバレ注意、ということでしょうか。

私は、恋愛ものが苦手で、今までも、これからも、読む気がなく、しかも、結末は知っていたので、良かったのですが、結末を知らず、これから読もうと思っている方は、本書を読む前に、読んでおいた方がいいかもしれません。

ただ、非常に有名ですので、私もそうでしたが、読んでいなくても、結末くらいは知っている方が多いと思うので、大した問題ではないかもしれません。

あとは、関係代名詞については、あまり書かれていないので、もっと書いて欲しかったなあ、とも思いました。

私の感想

前作同様、とにかく素晴らしいの一言です!

読み物して楽しくて、私は、今のところ(2018年05月27日までで)、2回読みました。

前作よりも高度な内容を取り扱ってくれていて、前作と合わせて、この作品に取り組んでから、ドイツ語の文法がかなり頭に入り、すでに読解力も、かなりアップしてきた実感があります!

また、「Tonio Kröger」の一部が引用されていますが、私は、ちょうど、「Tonio Kröger」を読んでいるところで、不思議な偶然が嬉しかったです。

「勉強とは反復なり」と聞きますが、本当にその通りで、本書は、読むのが苦にならないので、文法事項を繰り返し学習しやすい、素晴らしい作品です!